ビジネスカードのキャッシングと、普通のカードローンの違いとは?
ビジネスカードは事業主や中小の企業向けに発行されて仕事上で使える法人向けのカードです。
キャッシングの違いで言うと、個人向けのキャッシングは「使い方は自由」とされていますが、「事業資金に使う事は出来ない」と注意書きが書かれています。なので、個人向け融資では事業の運転資金等には使えないので、その場合はビジネスローンを使わないといけないのです。個人向けカードローンと同じで、殆どの場合、ビジネスカードも、担保も保証人も必要ありませんが、連帯保証人を必要とする事があります。
連帯保証人と保証人、言葉は似ていますが、意味は全く違います。保証人より、連帯保証人の方が責任はとっても大きいのです。支払いが遅れた場合、融資先から取り立てが行われますが、保証人だと、借り入れを行った本人へ催促しても返済されない場合には連絡が入ります。借り入れをした本人に返済能力があれば、何の影響もありません。ですが、連帯保証人の場合は、借り入れを行った本人と同じ責任を背負ってしまうので、支払いが遅れると、借主と同時に連帯保証人にも返済の義務が発生するのです。
法人カードと個人のカードローンでは、限度額や金利にそんなに大差はありませんが、法人カード限定で優遇金利を設けているカードも多くあります。また、総量規制の制限は受けないカードも多くあります。ETCカードとしても使えるので、事業主の方は1枚作っておくととても便利に使えるカードと言えます。